2016年09月29日

細部

ジャケットは、ほとんど同じ形ですが、

よくよく見ると違っていて、その小さな違いが

全体の雰囲気に影響しています。

ジャケットにはゴージとラペル幅というものがあります。

下の写真をご覧下さいませ。

DSC_0805112

























































ゴージは上襟と、下襟の重なるところです。

このゴージ位置が高い、低い。というのがジャケットによってことなります。

下の写真をご覧下さいませ。

DSC_080822


























































こちらは、ゴージラインが、上の白いジャケットと比べると
高い位置にあります。

高い位置の方が、目線が上に行くので
全体がほっそり見えます。

最近の着丈が短く、タイトなフォルムのジャケットでは
着丈のバランスに合わせて、ゴージラインは上にあがります。
ラペルも細いと、すっきりしたバランスのよいジャケットになります。

その対極としてゴージラインが低く、ラペル幅も広いものの方が、
クラッシック感や野暮ったさが出ます。

日本のニュース番組だと、だいたいの方のジャケットのゴージラインは
高い位置にありますが、海外のニュース番組だと
ゴージラインが低い位置の方が、わりと多いです。

テレビで、ジャケット(スーツも)を着ている方の
ゴージラインとラペル幅、注意してみて下さいませ。
おもしろいと思います。

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ハイペリオンのスーツ、ジャケットオーダー会
10月8日(土)
10月9日(日)

その時にしかないヴィンテージの生地、見ごたえ、仕立てがいあります。

オーダースーツ

















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今日のコーリングバックラッシュ



(森)

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