2016年06月12日

おすすめパンツ

あの生地で作られたパンツが、遂に入荷いたしました。

ハイペリオン パンツ









































どのような仕様、作りか見ていきます。

ハイペリオン パンツ









































脇ポケットはナナメ。

手が、すっと入れやすい仕様。

「パンツのクオリティーは中を見たらわかる」

と、以前聞いたか見ました。

中を見てみます。

ハイペリオン パンツ









































デニム素材ではめずらしい仕様です。

作りがカジュアルではなく、テーラー仕上げ。

高級仕立てです。

白い布がたくさん付いていますが、詳細は後ほど。

普通のデニムパンツはこうなっています。

デニムパンツ









































デニムですから、これが普通の作りです。

ハイペリオン パンツ









































中を見て、どうわかるのかと言うと、

まず、Vの字に割れています。

パンツで一番テンションがかかるのが
この位置になります。

そのテンションを逃がすために、Vの字にカットされています。

ハイペリオン パンツ









































次に、白い生地の折れている箇所。

先のVの字のように、テンションを逃がすために
生地がタックになっています。

ずっと同じ姿勢のまま、まっすぐ立っているだけなら
こういうことはしなくていいのですが、
歩いたり、座ったりしますので、その時に効果を発揮します。

ハイペリオン パンツ









































白い生地のパイピング。

パイピングなくてもいいところなんですが
脱いだ時にも、美しく見えるようにパイピングされています。

また「白い生地」と書いた赤い字の下の
デニム生地があることが、またいいです。

通常デニムパンツだとウエストを出すことは
まずないと思いますが、こちらのデニムパンツは
ウエストやヒップが少し出せるように、生地を余分に使っています。

安いパンツは、この余分がカットされています。

脚が長く、お尻が上がって見えるパンツの代名詞と言えば

『PT01』

中を見てみましょう。

PT01









































こちらもテーラー仕上げ。

Vの字のカットはありますが、
中のタックはなく、ウエスト、ヒップの余り生地はありますが
サイドにパイピングは施されていません。

39,000円+taxのパンツです。

仕様を比べましたが、PT01のパンツはライン抜群です。

デニムパンツに戻ります。

ハイペリオン パンツ









































ヒップポケットはフタ付きのボタンあり。

ヒップポケットは元々ピスポケットと呼ばれていたそうです。

ピストルを入れるポケットで、ピスポケット。

フタの裏の白い生地が、ちらっと見えていいです。

デニムパンツにありがちな、お尻周りがダボッとすることなく
ヒップ位置が上がって見えます。

ここまで手が込んで、お値段25,000円+tax

このお値段で、当店も利益をいただき、職人さんにお支払いをして
製品洗いなので、洗い代があり、生地代もあり、ハイペリオンとしての利益を考えると、
安すぎないかなと.......思ってしまいます。



今日のコーリングバックラッシュ




(森)

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